我が集落ではお盆の13日にささら舞いが行われます。
ご先祖様の供養の意味で各屋々を廻って歩きます。
重要無形民俗文化財に指定されてはいないものの結構長い歴史のある舞いです。
どこまで本当かは解りませんが、西暦650年阿倍比羅夫の時代に武士が
踊ったことにはじまると言われています。1385年前ですね…。
私が子供の頃はこの日の夜は友達が集まってささら舞いを見て歩いたものです。
集会場から一陣が出発するのが午後6時頃。道行きの笛と太鼓の音色が聞こえてくると
誰からとも言わずいつもの場所に集合してました。それから最初に訪問する家から
最後の家まで延々と一陣の後について廻りました。終わるのが夜中の10時過ぎ。
みんな見様見真似で踊った物です。ポリバケツ叩いたりして。(笑)
でも中学生になると何故か興味が薄れて見なくなり、そのままフェードアウトしました。
数年後社会人となり地元に戻ってくるとそれはしっかり続いていました。
私が小さい頃に見ていた人達は殆ど引退し、若い人達が舞っていました。
私の祖父も父も若い頃に舞っていたのを知っていたので私も何の迷いもなく
その保存会に入り自分も舞う側になったのですが、昔に比べると人数が少ない。
昔はもうささら舞いをするのがこの集落に生まれた者の義務だったらしく、
参加しない人にはその家の墓石を夜の間に玄関の前に置くなんて今では
大問題の行為もしていたらしい。時代が違いますね。
何だかんだで私が一番若く、小さい頃一緒に見て回った友達も1人一緒にやってるだけ。
無理には勧誘出来ないし、好きな事じゃなきゃ物事続かないだろうし。
とても難しい問題です。どこの伝統芸能にもついて回る問題なんでしょうね。
子供の頃から一緒に踊らせたり、女性も参加させるなど画期的な変化がないと
後継者がいなくなってしまいますが、昔からの伝統を壊してまでとの意見もある。
そうこうしている間にも年月は過ぎていく訳で…。
そんな色んな事を考えながら今年も舞って来ました。相変わらず半チクな私は
太鼓のリズムが速いと師匠に怒られながらの舞いとなりました。
どうも本番になると走る癖が。ドラムやっててもそうですけど。(笑)

ではまた。C-YA!
この記事へのコメント一覧